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ノーランにすっかり、インセプションされた!

図書館からかりてきたDVD映画【インセプション】これが本日の紹介の日常是映画劇場!

監督は【ダークナイト】などで新進気鋭のクリストファー・ノーラン監督。

主演はもちろんご存じのレオナルド・ディカプリオ。そして重要な役どころを、

我らが日本代表?渡辺謙が熱演。夢から夢の、はたまた夢へと、

ノーラン節が観客あなたの潜在意識に、インセプションする映像が見ものです。






実はこの映画を初めて見たのは、劇場でもDVDでもなく、韓国行き飛行機のフライトのなか。

もうすでに、映画を見た方はご存知かもしれませんが、今回のチーム・ディカプリオが、

複雑なミッションをおこなう場所も、現実世界の飛行機のなかでスタート。

しかし、ぼくのフライトはアメリカ行きではないので、10時間も無く、泣くトホホ。

日本から韓国へは離着陸をのぞくと、映画見えるのが1時間とちょっとですから、

映画【インセプション】は、120分を超える作品ですから、最後まで見れなかった。

オマケに前の座席の背もたれにある小さな画面で、字幕も、吹き替えもなしで、

全く意味不明な観賞法が初見。????でいっぱいでした。


今回は繰り返し3回ほど映画は見直しの堪能。最後にはあのラストシーンに涙したよ。

そこまでハマって、難解さに見直すと気分がいいね。


今作品はでは、夢のなかの街や階段の構造つくりのCGや、無重力アクションが話題であったが、

確かにそこは見モノなのだが、それよりもそれぞれの配役のキャラクターの面白さや、

各所場面設定が、とても丁寧に描かれていた。ある意味では定番なイメージと、

夢設定や人物設定の曖昧模糊とした感じもあるが、それもムードつくりには重要と感じた。


もちろん3重構造の複雑な夢の構築に、説明的なセリフも多々見られるが、

それを気にしだしたり、つじつまが合わないなど、根掘り葉掘りいいだすのは、

映画鑑賞としてツマラナイからね。映画は作りごと、他人ごと。騙されてナンボです。


それよりも依頼されたミッションを、複雑に夢構築していくことや、

チームを【ミッションイン:ポッシブル】のように各プロを編成して、

作戦を遂行していくのは、なんだか映画つくりの現場のように面白い。

その基本的なお話は、たとえば映画【スティング】などに見れるオシャレなやり方。

みんなで場面舞台をつくり、芝居しながら、相手を出し抜き騙していく。




このポール・ニューマンやロバート・レッドフォードは最高でしたね。

このように映画が、映画のように何かをつくっていくストーリーはとても魅力的だ。

映画ファンならだれしもがそう思うに違いない。


ましてや今回の【インセプション】は夢がポイント。

【スティング】の時代とは違い、現代はバーチャルな現実も存在しますから、

作戦遂行も夢や潜在意識の世界だし、SF怪奇になっている。

それでも映画愛にみちた、プロを集めてのチーム作りの騙し合いは変わらない。

現実、夢、そこからの逃避、そこへの逃避、目覚めなど、境のあやふや結界の行き来は、

実相寺昭雄監督の得意な【胡蝶の夢】じゃないけど、それも映画愛だろうね。


そしてぼく自身が【インセプション】で、1番好きだったのは、全編に散りばめられた、

スローモーションの美しさ。

これは昨今の映画で重要視されることがなくなった技法?だが、

登場人物の行動や、物の動きがゆっくりとなることで、この作品はうまくいっている。


昔でいえばスローモーションは、バイオレンス映画の巨匠 サム・ペキンパー監督が得意中の得意。

暴力描写スローモーションがあった。なかでも、なぜかあの血しぶき死のダンスに詩を感じるよね。

参考【ワイルドバンチ】





それが【インセプション】では、スタイリッシュなスローモーション(高速度撮影)により、

夢で構築された街の動きや崩壊や、キーワードの素材である水のしぶき、

無重力状態に落ちた夢のシーン、そしてなによりも人間描写の不安感の心情が、

とても効果的である。

スローモーションを使うことで、見ている映画観客は、その描写がよく見えてくることと、

同時に【何かこの夢が覚めないで。。。】のような感情が湧くのだ。

それが映画にある夢か?現実か?不安の逃避?目覚めたこれがリアルな現実?と不安になるのに、

一役も二役もかっている。スローモーションは素敵だ。これぞ映画醍醐味。

さぞかしペキンパー監督も喜んでるだろうな。


映画公開当時、妙にテレビのインタビューで、渡辺謙さんがあまりにも興奮気味だったのも、

これだけの贅沢で素晴らしい映画に出れたのだから、理解もできたよ。

本当にハリウッド夢の観光客?になっちゃんたんだね。でも観光客も働くんだけどね?


さて、【インセプション】は夢が題材で、ディカプリオ演じるとこのコブの心の闇の部分もあり、

すっきりしなさがSFアクション映画として観た人には、映画賛否もあるみたいだけど、

ぼくはとても映画らしい具だくさんな、おススメの一品ですよ。  出町光識





追記 そういえば、昔の浅草の花やしきにあった、びっくりハウスに乗ると、降りたくなかったな。なんだか室内が上下に揺れ始め、くるくる回りだして、上下感覚なくなった。あれも思い出したよ。


オマケ、クリストファー・ノーラン監督最新作【ダークナイト ライジング】7月28日公開


あれ、橋落ちてる、ワイルドバンチかよ。


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by ubusuna-art | 2012-07-27 18:14 | 映画・テレビ(寄り神)


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