人気ブログランキング | 話題のタグを見る

作家戯言。

7月26日、昼下がり。

ギャラリーのYさんと、電話ではなす。

オイラにとっては、そこの展示場所の雰囲気や、

建物室内の造作よりも、

ギャラリーさんの心の通った考え方や、

ある意味での緊張感を持った信頼で、

仕事するという気持ちを、組み立てている。

もちろん、すべてではないが、

かなりのモチベーションをしめている。


それは相手も生きているからこそ、

自分も生きられると、考えているからね。



この数日、夜中にアトリエで仕事していたとき、

テレビでのドキュメンタリーで、

インドの仏教僧侶 佐々井秀嶺さんの再放送番組を観た。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E3%80%85%E4%BA%95%E7%A7%80%E5%B6%BA世間で宗教者をイメージするお坊さんからはほど遠く、

良くも悪くもとてもクセが強く、人間味にあふれている。


坊主とて人。神さまや仏さまではけしてないから、

人間臭さもそれで良いし、それが自然のバイタリティだと思う。


そんな佐々井秀嶺さんの姿を見ながら、

自分が過去に好きになった数人のアーティストたちを思い出す。

同じようにクセの強いタイプの人が多かった。

そういうのが好きなんだ。


つまりは、世間からみればアーティストらしくないのかもしれないね。


でも、ぼくは良くも悪くも、

ニンゲンラシク、ジブンニモ、タニンニモ、ヨクニモ、スケベイナ、ヒトガスキダ。

それがアーティストなんだろう。

だからこそ、生きているだねと感じる。


生きているとはプンプンと、ニンゲンクサイものであり、

恰好の悪いものだからね。



そしてもうひとつ。

作家(アーティスト)というもの、

物語をつくらなければならない。

けしてこれまでの説話であってはいけない。

できれば、自分だけの物語。

ある意味でも妄信、もしくは妄想は力になる。



シンジルモノハスクワレル。。。。。



だから文章のはじめにいった、

ギャラリーに従事る人が生きているからこそ、

自分が生きているというものも、

かなり決めつけの仮説かもしれないね。


でも、それ意外では、作るという意味を見つけにくい自分がいる。


もちろん、個展などの展覧会がはじまれば、

ギャラリーの方との会話やりとりや、出来あがってしまった作品などには、

自分はまったく興味も失せていき、今度はそれを観ていただく

皆さんの好奇心や、そこに立つ人柄に興味がわく。


やっぱり、つまらない自分でも、多くの人に、

いかされているなと思う。



人はメンドクサイ。

人はヤッカイ。

それでも人なしには生きていけない。

だから人好きなスケベイなのかな。 


まとまってませんが~。これから外出しますので。。。

このあたりで、あしからず。  出町光識


人気ブログランキングへ
by ubusuna-art | 2010-07-26 19:36 | 創作(呪物)


出会いはアート。アトリエでのアート制作と、夜な夜なの日常是映画劇場のご案内。出町光識の脳内ナビゲ―ション日記  


by ubusuna-art

最新の記事

雪、消えてしまえばその寒さす..
at 2013-02-06 10:25
ブログ留守がちですが。
at 2013-02-05 21:17
魅力ある教育、それがない現実。
at 2013-02-01 10:21
ワークショップとダイエットから。
at 2013-01-24 15:11
黙して契れ。兄弟、母、そして..
at 2013-01-17 18:53
あけおめ、もうすぐ個展です!
at 2013-01-05 20:07

ブログパーツ

その他のジャンル

記事ランキング

以前の記事

2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
more...

ブログジャンル

映画
アート・デザイン

タグ

検索

画像一覧