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流浪の民か、風任せな日々。

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折元さん、笹谷さん、お疲れ様でした。


本日のお昼過ぎまで、ココロのボスである、折元立身さんと、一緒にすごした。

数日間で折元さんが、今年10月にドイツのDNAというギャラリーでの、

個展にむけた新作パフォーマンス決行と撮影。その後は、アートママこと、男代さんの、

ある出来事などもあり、アタフタしたので予定が押して数日でした。

この後は、茨城から福島へ、タッチアンドゴーで動く予定。

やるべきこといっぱいで、9月は、自身の個展もあり。ワークショップあり。

テンパルのは必至。ではでは。取り急ぎ。  出町光識


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by ubusuna-art | 2012-08-31 20:05 | 日常(現世)

枯れた向日葵をみながら。

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どうしてゴッホにあこがれたのは、子どもの日のことなのだろう。

絵描き。アーティストとえば、ゴッホだった。多くの人がそうだろね。


それなのに大人になってしまうと、うまく生きることを考える。

それまで大事だったことが大切でなくなり、色あせて、

大切なのは人と同じような、大事でないことばかりに欲がでる。


たとえば、ゴッホのような生き方は、やがていつか見た夢のように忘れてしまう。

自身のバランス感覚。それとも社会との調和といえば、

聞こえがいいが、大人になるということは、

子どもという完成された感性の崩壊なのだろうか。






たとえばゴッホは、女を追いかけてストーカーのようにいわれたり、

ゴーギャンと仲に行き詰まり悪くなったり、耳を切り落としたり、

弟に手紙を描き続けお金をせびったり、精神病院にはいったり。。。。

絵の評価など、まったくといっていいほど、されなかったり。。。。


そこまでしても、絵を描き続けて、生きて死んだ。

これにロマンチシズムを感じ、絵が好きな子どもは夢見たのだ。


小学校で絵を描いて、絵具のチューブを搾り出して、

あああ、これじゃ、絵具たりないよ。ゴッホになれないよ。と、落胆してしまったあの日。

そんなことを猛暑に思い出したな。暑さにしおれ枯れた向日葵を見つめながら、

そんな空想?妄想になんだか、目がくらんだよ。 出町光識


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by ubusuna-art | 2012-08-31 19:35 | 日常(現世)

ベンジャミン・バトン、生涯の映画。

埼玉県川口市に住んでいた子どもの頃。近所にあった前川銀座商店街。

その入口にあった、ボタン屋さんにいくのが楽しみだった。


連れて行ってくれたのはお母さん。

いつの間にか、服から無なくしてしまったボタンを取りかえようと、

お母さんは同じようなボタンを、カウンター奥の棚へと、騒然と積み上げられ並んでいた、

見本ボタンのついた紙のボタン箱たちをながめ、ボタン屋の店主さんと似た物を探していく。

なかなか同じものはなく、ボタンの形は代用がきかない、大切なものなんだ。

そんなことを学んだりもした。だから、ボタンたちは大切な宝石のようで、

とても美しく思ったから、子どもの自分は目を輝かせて、楽しんでいたのだろう。


ボタンは、おさまるボタン穴が決まっていながら、そそっかしく慌てて掛け違がったり、

ボタン糸がゆるんできてほつれ、やがて消えてなくなってしまったりと、

運命と宿命のような生き死にや、その小ささの思い出と罪悪感のむすびつくのは、

ぼくだけなのだろか。。。。




さて、今宵の日常是映画劇場の映画は、【ベンジャミン・バトン 数奇な人生】。





(淀川長治先生節でね。)ハイ、コンバンハ。本日の映画はベンジャミン・バトン。

変な映画タイトルだなあ。バトンとは、英語でボタンのこと。ベンジャミンのボタン?

これなんでしょう?アンタ慌てないの。映画見てるとすぐわかるよ。

パラマウント映画と、ワーナー・ブラザーズの映画会社のロゴがでるんだけど、

アンタしっかり目を開けてよく見てください。あれボタン。すべてボタン。監督さん洒落てるな。

ボタンの人生。ボタンは人間を現わしているの。コワいな。この監督さんはご存じ、

デヴィッド・フィンチャー監督。ハイ、この監督さん、サスペンス映画上手いな。

【セブン】怖かった。【ゲーム】怖かった、だまされた。そんな監督さんが、

サスペンスの恐怖なしで、ある変わった生まれ方をしてしまった赤ちゃん。その人生、

その生涯を描きました。でも、怖いよ。何が怖いかって。アンタ、それはいいません。

F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を原作に、ブラット・ビットと

3度目のコンビを組んだ、2008年の作品。では、また映画の後で会いましょ。 



さてさて、淀長節はここまでで、本当は、感想はいろいろあるのだけど。。。

正直このタイミング、この年齢40代で見る映画。

自分にピッタリの相性のイイ映画だよ。映画予告見て、前から見てみたいと思ってから、

大切に解禁の日?を待って、DVDで初めて鑑賞。


見終わった後は、あああ、よく眠れず夢にまでみてしまい。眠りについた後も、

頭がグルグルまわって、脳が活性しっぱなしだった。この日、この映画を見るために、

自分は生まれてきたのだ!と思うほど、好きな映画。

(大げさですね。他には【アマルコルド】【バック・トウ・ザ・フュチャー3】どんな嗜好じゃ。)


この映画にながれる静けさと、距離感の温かさは、ぼくの一生の宝。

映画は、落語に似ていて鑑賞者の心もちで、だいぶ自身に残る度合いが違うのだろうな。

これは本当に良い映画ですね。たぶんフィンチャー監督のなかでも個人的に随一かもな。



いろんな意味でこの監督は、映画らしい伝統的な手本のような演出と、

過去のつくられた多くの映画を上手く共鳴させることができる人。

なかでも、たぶんアルフレッド・ヒッチコック監督のように、頭脳的によく演出を練り、

ヒッチコック監督が晩年になり、ようやく現場での即興演出を取り入れだした頃のように、

彼はそこからスタートしたような、練りと即興の味わいとチャレンジ精神が、得意な監督。

どの作品を見ても、映画が豊かにつくられていた時代の気配と品がある。素敵。出町光識


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by ubusuna-art | 2012-08-28 22:35 | 映画・テレビ(寄り神)

アートに恋してる、アート少年美。

今春から東京へ引っ越した少年美が、小学校が夏休み期間にひらかれた、

パフォーマンスキッズトーキョーという、ワークショップに計7日間参加した。


パフォーマンスキッズトーキョーHP

どうやら彼は、今は無の状態で、あの楽しかった日々をとても、大切そうに思いだしている。

これほどまでに、11歳の少年Bが、心に穴を抱えるようになってしまうなんて、

正直いって驚いている。好きな絵を描くようには、日常では上手に心の表現できない彼が、

ワークショップに集まった見知らぬ子どもと出会い、集団のなかで本当に何かを得て、

カミナリ打たれたような電気を感じてしまい、生涯に残る充実があったのだろうな。

(もう、ぼくでは穴埋めできない何か?間合いをおき、見守るしかない。成長というものか。)



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このワークショップは、演出・構成を棚川寛子さん(舞台音楽家)が、

小学生3~6年生の子供たちを対象に、日々遊びながら内容を子どもたちに考えてもらい、

2012年8月25日に狛江エコルマホールにて本番をむかえた、「黒猫白猫」という身体表現と、

影絵をつかったアートな舞台である。


棚川寛子さん(舞台音楽家)
音楽家矢野誠氏に影響を受けパーカッションを始める。演劇の舞台音楽や、パフォーマンス活動等など行う。2003年、ク・ナウカシアターカンパニーの『マハーバーラタ』で第3回朝日舞台芸術賞受賞。近年は(財)静岡県舞台芸術センター、Ort-d.d 等の演劇作品の舞台音楽や、アートネットワークジャパン「子どもに見せたい舞台」シリーズの音楽、ワークショップ、セミンコオーケストラの活動など。平成18年度新進芸術家国内研修終了。ワークショップデザイナー育成プログラム青山学院大学5期修了。


公演後の交流会のときに、棚川さんたちにお礼のご挨拶をしたが、人柄のよさそうなのは、

一目でわかる女性の方で好印象でした。棚川さんをはじめ、ハンサムさん、カトーさん、

スタッフの皆さん、本当にお馬鹿な少年Bがお世話になりました。本当にありがとうございました。



たぶん、少年美は、この夏。この先に生きていく喜びというか、勘違いというか、

宿命的な熱をおびた風邪をひいたのだと思います。医者でも薬でも治せない、

生涯かけての自己治癒しか処方箋のない、治しようのない、アート病気なったのだろうな。

そしてその風邪のアート菌をうつしたのは、アーティスト棚川さんですよ。ははは


自分も子どもたちとワークショップをすることがあるが、その子どもたちとは、

ワークショップの現場では会うことあっても、家での子どもの様子や、家族に見せる姿は、

舞台裏みたいなもので、正直、このようなものなのかと、だいぶ驚いたし、

改めてぼく自身も同業種?として、子どもたちへの責任を感じたよ。

伸び盛り子どもの時期、成長というものには、ワークショップのような機会は不可欠ですね。

とくに夏休みは、やはり特別かもしれない。

(どこぞのクサレ教育委員会の不労働のせいで、流れたぼくの今夏ワークショップ。ああ残念!)



さて、そんなことより少年Bはというと、心の隙間を埋めるように、

次なるワークショップを求めてる。また来年もやりたいとか?次はこどもの城でダンス?

とかいってる始末。彼は歓喜のマスターピースとなった、棚川さんの「黒猫白猫」を心に持ち、

何かを求めさまように、アートへ片思いしながら、アートに恋してる。

正直、嬉しいような、怖いような。哀れのような。

どこまで行くのかな、少年美よ。 まあ、それも君の決めた人生か。。。。 出町光識


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by ubusuna-art | 2012-08-27 22:37 | 日常(現世)

スイミングプール、夏の謎解きかな。

昨日に日常是映画劇場で紹介した映画【ザ・ゲーム】同様に、

映画とのお出会いがテレビであった作品は、他にもたくさんあるが、

今回の紹介の【スイミング プール】もそんな出会いである。

こちらはご存じ、フランスきっての鬼才オゾン監督の作品。



この監督さんも、好きなものでたびたび登場しますね。ある日の深夜テレビで、

この作品とは出会いました。映画とは期待せずに、偶然に見かけてしまい、

大当たりというのはよくあることは、皆さんにも記憶にあることでないでしょうか。

今回、DVDを借りての再度鑑賞になります。


映画は生き物ようであり、その宿命を解くように、成り立ちが映画であることを、

自ら模索するところがある。この作品では、監督が創作の秘密?というか、

あるいは起草発想の着眼点や、自己の中で生きいきと語るという、空想の別人が登場するという、

創作活動で妄想する者にとっては、まさに、頷ける作品でありますよ。


どこからが現実であり、夢や妄想なのかを曖昧模糊に、気持ちいい感じなり、

ミステリアスにシーンを紡いでいます。


あまり内容を語ってしまうと、ネタバレなのでやめておきますが、

ここでのプールとは、まさに映画の四角いスクリーンのイメージ彷彿させてくれます。

水面の揺れは主人公である推理作家サラの心の揺れであり、落葉した汚れが浮くのも、

老いてきた作家人生の自らの姿のようです。また水は鏡のように映る自分にも、

『鏡よ鏡、鏡さん』と魔法の言葉で問い直させるように、現実の間のほつれから、

創作の糸口がほつれでてきます。現実と空想の時間軸は、水面の鏡を境に泳ぐ人物たちのように、

息継ぎしながら頭を出して、みずみずしさの妖気も漂わせてくれます。


フランソワ・オゾン監督は、そんな推理作家サラ、あるいはジュリーに、

自分の創作の仕方を語ったのででしょう。だから見たものによって、この映画は解釈は異なり、

ストーリーというか、登場人物がいかなるものかは、変わっていく作りになっています。


まるで抽象絵画のようなもので、受け手も創作者になるのです。


そんなサラをイギリス女優のシャーロット・ランプリングさんが、何とも色っぽく演じてくれます。

彼女は眼差しの奥底に、言葉をたくさん持っている演技が上手いですよね。

大人のエロチシズムはにっかつロマンポルノ亡き後、日本の女優さんには無理でしょうかね。





他にもオゾン監督の【まぼろし】も何とも遠くを眺める視線はいいものですし、

あの【愛の嵐】の有名なコスチュームでは、ご存じのナチ親衛隊の制帽をに黒い長手袋、

細い裸婦にサスペンダーはもう、いつまでも記憶に残ってるはず。






個人的のは大島渚監督さんの【マックス・モン・アムール】の、

チンパンジーとの恋は傑作であります。





さて、シャーロット・ランプリングさんの話ばかりに、枝道がそれましたが、

オゾン監督の才能の素晴らしさはいうまでもなく、その繊細さがある演出と、

登場する女の描き方は、フランス映画界のフランソワ・トリフォー監督以降で、

ピカイチの一番おすすめな監督さんですね。


もうすぐ夏休みも終わってしまいますが、オゾン監督の映画のバケーションと決め込みませんか。

では本日の日常是映画劇場は、夏の日にピッタリな【スイミングプール】でした。

皆さんなら、この映画、どう解釈しますか?さよなら、さよなら、サヨナラ!   出町光識


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by ubusuna-art | 2012-08-25 03:08 | 映画・テレビ(寄り神)

ザ・ゲーム、兄弟愛だね。

本日の日常是映画劇場は、【ゲーム】です。



先日の福島でのことをかいたブログに登場した、精神科医さんではありませんが、

トラウマといえども、物事をなかったものにするのでは、成長がありません。

そんなことを思い出しながら、ツタヤで借りてきたのがこの映画です。


亡くなった父親の遺産を引き継いで、富と名声を手に入れたが、生きている実感ない男。(兄)

生きているとは何か?そんな答えを出すべきと、自由奔放な弟から送られた誕生日プレゼントとは?

そのゲームに翻弄させられながら、最後に出す答えとは?


監督はデヴィッド・フィンチャー監督。

兄役には、当時ハリウッドでは脂の乗り切っているマイケル・ダグラス。

この作品の他にもヒット作が多く、直接映画には関係ないが、例えば【ウォール街】などのイメージを

巧みに利用したキャスティングである。

それにもまして、弟役の ショーン・ペンはさすが演技派であり、世界の映画祭総なめの、

主演男優賞男だな。ほんとうに芝居がうまい。(芝居の芝居も???)


内容は、これまた自分が好きな映画制作のような映画であり、映画とは騙すこと。

この宿命をうまく取り入れている。ええええ、こんな落ち!!と思う拝もいるかも知れないが、

映画は騙されて何ぼの娯楽芸術だからね。


また、フィンチャー監督の演出も光り、定番の回想シーンには古い映画を思わせるし、

誕生日は劇中で3回あり、兄の行きつけの店でサプライズな弟との食事でまず1回。(これもCRSだろうな)

独り寂しく自宅豪邸で2回目。そしてなおもサプライズな弟とCRSで3回目。

(映画には出ないだろうが、空港のラウンジで女と二人で、4回目だろうけど。。。)

とにかく、サスペンスも、誕生日も、うまくサンドウィッチに繰り返される。

独りでも愛してくれている人がいるのだという、ことに気がつかされる兄弟愛。

心地よく騙されて、心地いい、おススメの映画。



そんでもってね。少し前の1997年の作品であるが、今の日本人は見てほしい一品。

そろそろお金や富、名声だけが生きる実感でないことを、もう、あきらかにして、

気がついているのだから、違う方向へ舵きりをしたほうが良い。

経済、商工が原発再開を叫ぶという、稚拙さ薄気味悪さ。経済大国日本は昔のこととして、

金、金の生産合理性でなく、人が生きているという実感のある場所つくりみたいにね。

そろそろアートが一切ないこの国でも、世紀を超える文化人物や、

新たな文化を紡いでもいいのでないだろうか。文化大国日本を作ってもよいかもしれない。


心で判断する感覚がない。現実逃避の不毛では、人は成熟しないのだから。

やはり最近、福島へ出かけてきた見た印象、その混沌があるのかな。

現在と過去、未来が入り乱れている福島。そこにあるトラウマ。


そんな直後にこの映画を見たのも、意味があることなのかもね。

映画はいつでも生きろ!というふうに、背中を押してくれるものだね。

では、さよなら、さよなら、サヨナラ!  出町光識


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by ubusuna-art | 2012-08-24 11:04 | 映画・テレビ(寄り神)

ロケハンの翌朝

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昨日は川崎市内を折元作品のロケハン。

ココロのボスである折元立身さんと、自転車を二台連なって、

炎天下の日差しをうけて走る。

近所の路地や公園、それから南町から堀ノ内、銀柳街、多摩川、競馬場をうろつく。

ロケハンはバッチリ!(^-^)/


後日、パァホーマンス決行ですよ。(*^^*)

その後は先生と呑んで、お泊まりの朝。そんな写真です。   出町光識


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by ubusuna-art | 2012-08-23 07:30 | 日常(現世)

時計仕掛けの蟻たち

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時が止まった。正確な言い方をすれば、時計が止まっただろうな。(*_*)

田舎暮らしでは家の中とはいえども、虫たちの出入りは無法地帯。

でも、いくらなんでも時計の中に、蟻が入り込んで、

小さな歯車に蟻がつぶれて挟まれたらしく、

時計が壊れれちゃうなんて!信じられない!(ToT)

なんともシュールで、まるでダリの絵画じゃないか。(>_<)

時計買わなきゃ。(ToT) 出町光識


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by ubusuna-art | 2012-08-22 10:48 | 日常(現世)

福島で見てきた今、混沌。

18日土曜日、南相馬へワークショップに向かう。

北関東道、常磐道、磐越道、東北道の高速道路を通るルート。

本来なら常磐道のみで、茨城から南相馬に入れるのだが、災害通行止めなのでね。


福島松川PAのスマートインターチェンジの出口から、一般道で松川~川俣~飯舘~南相馬に入る。

この日はカーナビがないので、2011年の震災直後の5月から来た数回の記憶をたどる。


だからなおさらのこと、川俣から飯館の道すがらにながれる車窓の風景は、目を見張る。

建物や看板の目立つポイントを思い出したり、帰りのためのポイントとして覚えていく。

それのもまして目に入ったのは、半年前よりも人影が確認できるようになったこと。

スーパーマーケットや店などやっているところもあり、取り戻していく日常、

なりわいを過ごす日常の様子がみられるようになったことに、気がつく。


たとえば斎場での葬儀の喪服の列。人が死ぬことは日常の光景。

今までそこでそんな日常も見た記憶はない。


それからジョギングをする人。あるいは、ウォーキングする集団たち。

この日常にあふれる健康志向の様子も、前なら見られなかったように思う。

でも線量計をもっていない自分には、それが健康なのかどうかはわからないのだが。。。。


それからR114号道路沿いの空き缶、ペットボトルなどのゴミ拾いに腰をかがめる女性。

いくらかポツポツと、落ちているぐらいなのかと思っていたが、

車を走らせていると、大きなゴミ袋など、目にあまるほどだいぶあったよ。

ヒドイネ。なんだか涙が出たよ。これは想像だけど。。。そんなゴミは以前には、

まったく山道にはなかったから、地元の人はこの拾い集める女性同様に、ゴミなど捨てないから、

きっと南相馬などへの復興にいく者たちが、車から投げ捨てたのだろう。情けない。


南相馬でのワークショップ後に、ある人が話していたが、今、福島で心配していることは、

これにも似たゴミ箱化だと聞いたのです。どうせ、警戒区域で人がはいれないなら、

再稼働しはじめた原発などのゴミを、まとめて持って来られてしまうのではないか?

という不安の恐怖話。

だから、町をきれいにすることに、南相馬の浜っ子の意気込みで、そんなことはなるものかと、

力を入れていた感じだったように思われた。ヒトというものは、昔からそうだが、

要らないものは川へ流し、水で流す。そのように自分の所だけ綺麗、安全ならいいと陥るものだ。


水で流すといえば、こんなこともあった。ワークショップに疲れ休んでいると、

水遊びをしていたひとり少女が、バケツを持って近寄って来て、『除染しま~す。』と、

こちらにいる大人たちのサンダルを次々に脱がせて洗うのだ。これを遊びとしてやっている。

正直、除染しなくてはいけないという怖さではなく、そのように少女が、

『除染、除染・・・』口癖にして遊ぶ姿が、なんだか正直、薄気味悪く見えてしまい怖かった。


そしてあくまで水洗いの除染は除染。水で流すだけで消えるということではない。

どこかに放射能物質が移動するだけのことなのだ。


時間の経過をもっとさかのぼると、ワークショップ当日の朝。

ホテルのテレビから流れてきた2つのニュースには、

アメリカの原子力安全委員会の発言で、福島の経験から、放射性物質の後処理が見込めないなら、

新しい原発施設は開発はしないという発言。

それからベトナムでの原発建設で、もし事故が起きた場合には、その処理の保障問題などに、

日本もベトナムと責任を持つという、E大臣の発言。

クソ!またかよ!スカポンタンと思った。福島の現状の保障処理もできないうちに、

これではますます国家詐欺だな。


2011年5月にボランティアでいった、避難所の学校は、きれいに片づけられていた。

そして裏手に何棟のも仮設住宅が立ち並んでいた。(あそこにみんな移ったのかな??)

正直、日常を取り戻しつつある福島。今回みたその福島は、震災の2カ月後に見たよりも、

今の方が個人的には混沌としているように見えた気がする。なぜだろう?


あの時、被災地、避難所で感じたのが、停滞、困惑、無秩序だとしたら、

今の日常というのは、混沌なのかもしれない。

どんな場所ですら生きていれば、混沌になるのが生活だろうが。。。

被災地ということから脱する物事が動きはじまったから、その今だからこそ、混沌なのか。。。。


南相馬で出会った、精神科医のHさんがいった。

『人は出会った出来事をなかったものにしてしまうのでは子ども。
 そこに向き合って、答えを出す行動してこそ成熟です。』


どんな答えであれ、人はそれぞれの混沌に向き合い答えを出していく、

努力をすべきなのだろうな。それは賛成反対の目に見えた2分化だけでなく。

それぞれの生きている実感こそが答えで、そしてまた見えないものだから、

それぞれの個人差はわからないとかでなく、生きているという確かな実感こそ、

保障すべきものなのかもしれない。   出町光識





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by ubusuna-art | 2012-08-20 14:07 | 日常(現世)

子どもは大人の手本なり、大人は子どもの手本なり。

昨日はある学校の夏休みにおじゃましました。

そこで出会った子どもたちは、夏休みということで解放感があり、生き生きしていた。

いくらか前に会った時よりも、男の子も女の子も精神的に成長したなとも感じた。

ある先生は、ぼくに慣れてきたのだろうと、おっしゃっていたが違うな。

彼らのほうが以前よりも急成長したのだ。そのゆとりに、もう成長しない?ぼく自身が、

仲間入りさせてもらえただけ。スッポリとハマったのだ。


そんな子どもたちの笑顔や、美味しそうにおやつを食べる様子を眺めていたら、

美しいと感じてしまい、身動きできずに、(もう、孫を愛でる老人か?ハハハ)

用事をすませて帰ることも忘れて、だいぶ時間を過ごしてしまった。(仕事もあるのにね。)


夏休みの子どもたちとって、面白くない勉強が日常のメインではないから、(たぶん。)

他の感覚の成長は著しいのだろう。子どもといえどヒマが多ければ、考える時間も多いわけだから、

当然といえば当然だが、何かと思考が背伸びするようになる。

いや、この時期だからこそ伸びるのだ。


身近な大人たちをお手本にして、良くも悪くも伸びる成長度合いは、

おサルさんでなくなるのだ。まるで思考が二足歩行するさまで、人としての思いやりというか、

他人の相手を意識する、強さと優しさがそなわるのかもしれないね。

または個人という存在からチームのような仲間。グループ、社会へという、

連鎖のひとこまが生まれていく。彼らをみていたら、何気ない遊びのなかでの行動の仕草や、

子ども同士の交渉や問題解決の様子にも、そんな逞しさがみられた。


これは成長するなかで、ここで生きている、あるいはここで生きていくのだという、

子どもなりの社会のなかで、生命力が試されているような現場になり、これまた美しい。


おサルさんから二足歩行を思考の面でし始めた?みんなといっしょに小雨降る校庭で、

ドッチボールをしたのだが、体力的にはだいぶしんどくて疲れたが、とても楽しかったよ。


どうしても、ぼくを外遊びに誘いたくって、雨なんか降ってないと嘯いた子どもの態度に、

雨なんか関係ない!ぼくらは生きているんだ!みたいな子どものルールというか、

主義主張の生きざまを、忘れていたことに気付かされたよ。



貴重な現場に無条件でお邪魔させていただき、

おやつまでご馳走になり、先生方に感謝。

子どもほどにはいかないが、このような大切こと思い出せるようなら、

ぼくもまだ成長するかな????チガウカ????


子どもは自己発見と自己実現のお手本だな。

子どもは大人の手本なり、大人は子どもの手本なり。

そんな美しさに見とれる気付く場も、視野も、今のぼくにはまだあるのだと、

ガキんちょ精神の自信だけはもとうかな。   出町光識

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by ubusuna-art | 2012-08-18 05:54 | 日常(現世)


出会いはアート。アトリエでのアート制作と、夜な夜なの日常是映画劇場のご案内。出町光識の脳内ナビゲ―ション日記  


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