にごりえに明治の風情感じやした。

本日の日常是映画劇場は、1953年の今井正監督の【にごりえ】。

原作は樋口一葉さんです。ぼくは原作は読んだことはありませんが、

あまりに有名なお話と女流作者ですから、何かとテレビでは関連したものを、

見かけたことはあります。一番印象に残っているのは、


【魔法使いサリー】のなかでの【たけくらべ】。


魔法使いは、小説を読むとその世界に入り込んでしまうので、

お父さんお母さんから禁じられていましたが、サリーちゃんは読んでしまい、

美登利になってしまうのです。あの儚いムード。。。同世代の方には記憶に多い方も多いはず。




さて、本題のこの映画のお話。やはり美しい作品でありました。良い時代の日本映画です。

オムニバス形式なのですが、俳優陣は文学座の協力もあり、演技もみごとなのですが、

ぼくは何といっても、素晴らしきは映画セット。美術の凄さを感じてなりませんね。

美術は、平川透徹さんという方で、見事に明治を再現なさっています。

今では、あのような風情はCGといえどもだせないでしょう。それを見事にしっとりと、

フィルムに焼きつけたのは、撮影の中尾駿一郎さん。

とくに十三夜の東京にあがる月と、主人公たちの悲しみと儚さは、目を見張ります。



おそらくこのような映画も、セットも、撮影も、

今の日本映画ではできないのでしょうね。それでけでも観る価値はありまっせ。  出町光識  



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出町光識ホームページhttp://www.mitsunoridemachi.com/


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カレーの器展 11月15日(木)~12月5日(水)
(ギャラリー玄海)東京都新宿区新宿5-16-3 マルイメンズ館1F ℡03-3352-3105 http://www.genkai.co.jp/shop/gallery/index.htm
カレー皿を改めて探してみると、種類の少なさに気がつきます。カレーの為の器を、9名の陶芸家が精魂込めて造りました。 稲垣美穂・井畑勝江・金憲鎬・小沼寛・高尾葉子・竹内晴美・出町光識・波多野祥子・藤原ひろ子

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by ubusuna-art | 2012-11-29 09:28 | 映画・テレビ(寄り神)


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