基本が違うという、学びと秘訣。
今年になって仕事の風向きがあまりよくない自分。仕事を長く続けるということを、
おのずと考えてしまう。アーティストの作家生命というヤツ?
多くの場合は、天才ポロックみたいな、電光石火なアーティスト人生ではないしね。
アーティストには旬もあり、延命もあり、それでも生涯続けるには、
生活を起点にアート活動にしないと、苦しい。さて、こんな学びの出来事があった。
少年美の転校にともない、東京での柔道試合を世田谷でみたのだ。
毎度のことだが、茨城と東京という場所での対比は、田舎モンの自分には驚かされるばかり。
さて、世田谷といえば、屈指の柔道メッカなのだ。時期オリンピック監督候補?の道場や、
他にもオリンピック金メダリストが教える道場、それにK大学の道場などなど、
そして警察署指導のクラブなども多い。とはいえ、ぼくの住んでいる茨城だって、
ご存じのオリンピック選手を輩出する柔道大国なのだ。
だから、もともと少年美がコチラで通う道場や、試合の数々をみても、皆さん鼻息が荒かった。
(あくまで少年美は、気も弱く、体力作りなのだが。。。)
そこで茨城と東京での歴然とした柔道の違いを見ることがあった。(あくまで素人目ですが)
ご存じの背負い投げである。ここにまつわる生涯ながく、柔道を続けるというポイント。
世田谷での試合を見ていると、茨城との違いに気がつく。
まずは審判先生の動きが早い。試合運びがスピーディで、指導もバンバンでる。
これは茨城では感じなかった。茨城はねちっこく強く攻める試合のイメージか?
そして何より、世田谷大会にでている多くの道場の子どもたちは、
背負い投げをあまり見せない。
逆にいえば、各道場の先生方はあえて教えていのだ。
あきらかにこの子は、素人目にも強いと見えた子どもも、背負いの技は出さない。
それにくらべると、茨城では背負いの一本を基本と教える道場しかなかった。
これは文化の違いというか、風土の違いなのだろう。
正直、この違いには驚きだった。やはり教えるということや、本質の一環を見た気がする。
だって、基本が違うだから。。。。。。。これは大きい。
東京の場合、子どもたちに長く柔道をやってもらいたいから、子どものうちから、
足を痛めることが多い、背負い投げをあえてさせないという。
だから日頃の練習でもあまりそれをしない。
この話はどちらが正しい。正しくないということではなく。
基本がま逆に違っていて、同じ関東地方や、わずか100キロほどの距離の生活環境の違いで、
ここまで教育方針や、風土が異なることの驚きなのです。場所が違えば常識は非常識?
これは毎度いう、図工の時間の違いも同じであるしね。
さて、柔道家の選手生命の長さ。そこにまつわる怪我の怖さ。
ほんとうにこの2か所での風土の違いや、事実をみることで学ぶことは大きい。
自分は子どもたちと、アートワークショップを多くおこなうことが多いのだから、
アーティストとしては、柔道家の指導者たちのように、美術愛好者を増やしていくこと。
そして生きているあいだ、絵を描き続けるような、豊かな人生を教えることか。
別に少年美の場合はヒョロリの腰砕けだし、強い柔道家になりたいなどというのはないから。
(あああ)でも、このようなことの気付きを、モノの見方としては教えておきたいね。
ところ変われば、ものごとの基本が違い。本質が違う。そして常識は非常識等々。。。
これは彼が絵描きのプロになりたいのなら、なおさら肝に銘じなくてはね。
何がアートの基本か????????????????????? 出町光識
追記 少年英は、今も茨城の道場で空手を習っています。(通うの大変なんだよね。。。お金)
そして、もうひとつ、上記の東京地区でも警察署指導の道場は、背負いが基本なようです。
応援のぽちっとな~~~。
出町光識ホームページhttp://www.mitsunoridemachi.com/
おのずと考えてしまう。アーティストの作家生命というヤツ?
多くの場合は、天才ポロックみたいな、電光石火なアーティスト人生ではないしね。
アーティストには旬もあり、延命もあり、それでも生涯続けるには、
生活を起点にアート活動にしないと、苦しい。さて、こんな学びの出来事があった。
少年美の転校にともない、東京での柔道試合を世田谷でみたのだ。
毎度のことだが、茨城と東京という場所での対比は、田舎モンの自分には驚かされるばかり。
さて、世田谷といえば、屈指の柔道メッカなのだ。時期オリンピック監督候補?の道場や、
他にもオリンピック金メダリストが教える道場、それにK大学の道場などなど、
そして警察署指導のクラブなども多い。とはいえ、ぼくの住んでいる茨城だって、
ご存じのオリンピック選手を輩出する柔道大国なのだ。
だから、もともと少年美がコチラで通う道場や、試合の数々をみても、皆さん鼻息が荒かった。
(あくまで少年美は、気も弱く、体力作りなのだが。。。)
そこで茨城と東京での歴然とした柔道の違いを見ることがあった。(あくまで素人目ですが)
ご存じの背負い投げである。ここにまつわる生涯ながく、柔道を続けるというポイント。
世田谷での試合を見ていると、茨城との違いに気がつく。
まずは審判先生の動きが早い。試合運びがスピーディで、指導もバンバンでる。
これは茨城では感じなかった。茨城はねちっこく強く攻める試合のイメージか?
そして何より、世田谷大会にでている多くの道場の子どもたちは、
背負い投げをあまり見せない。
逆にいえば、各道場の先生方はあえて教えていのだ。
あきらかにこの子は、素人目にも強いと見えた子どもも、背負いの技は出さない。
それにくらべると、茨城では背負いの一本を基本と教える道場しかなかった。
これは文化の違いというか、風土の違いなのだろう。
正直、この違いには驚きだった。やはり教えるということや、本質の一環を見た気がする。
だって、基本が違うだから。。。。。。。これは大きい。
東京の場合、子どもたちに長く柔道をやってもらいたいから、子どものうちから、
足を痛めることが多い、背負い投げをあえてさせないという。
だから日頃の練習でもあまりそれをしない。
この話はどちらが正しい。正しくないということではなく。
基本がま逆に違っていて、同じ関東地方や、わずか100キロほどの距離の生活環境の違いで、
ここまで教育方針や、風土が異なることの驚きなのです。場所が違えば常識は非常識?
これは毎度いう、図工の時間の違いも同じであるしね。
さて、柔道家の選手生命の長さ。そこにまつわる怪我の怖さ。
ほんとうにこの2か所での風土の違いや、事実をみることで学ぶことは大きい。
自分は子どもたちと、アートワークショップを多くおこなうことが多いのだから、
アーティストとしては、柔道家の指導者たちのように、美術愛好者を増やしていくこと。
そして生きているあいだ、絵を描き続けるような、豊かな人生を教えることか。
別に少年美の場合はヒョロリの腰砕けだし、強い柔道家になりたいなどというのはないから。
(あああ)でも、このようなことの気付きを、モノの見方としては教えておきたいね。
ところ変われば、ものごとの基本が違い。本質が違う。そして常識は非常識等々。。。
これは彼が絵描きのプロになりたいのなら、なおさら肝に銘じなくてはね。
何がアートの基本か????????????????????? 出町光識
追記 少年英は、今も茨城の道場で空手を習っています。(通うの大変なんだよね。。。お金)
そして、もうひとつ、上記の東京地区でも警察署指導の道場は、背負いが基本なようです。
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by ubusuna-art
| 2012-09-11 06:53
| 民俗風土(産土神)
出会いはアート。アトリエでのアート制作と、夜な夜なの日常是映画劇場のご案内。出町光識の脳内ナビゲ―ション日記
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