トムホーン
仕事の合間は映画での休息にかぎる。映画とは本当に良いものだね。
さて、スティーブといえば、ジョブズではなくて、やはりマックイーンのことだろう。
子どものころから好きだったナンバー1の俳優は、スティーブ・マックイーン。
反骨精神という言葉は、マックイーンのためにあるといえるほど、そこで立ち向かう男である。
テレビの洋画劇場かなにかの番組で、【大脱走】を観て、【荒野の7人】を観て、
【ブリッド】【ゲッタウェイ】【パピヨン】【華麗なる賭け】【華麗なる週末】【ハンター】などにハマっていく。
他にだってあげればきりがない。
それに他の映画だって、彼へ出演オファーがあっても、何がしかの条件が合わず、
参加することがなかった映画、【明日に向かって撃て】【恐怖の報酬】【未知との遭遇】
【地獄の黙示録】は、彼がやっていればと思いこんでしまうのが、ファンなのだろう。
ファンゆえに映画として傑作といえども、彼がそこにいない、心残りがそれをひきづり下ろすほど。
本日はネットで【トムホーン】を観た。何度も観た映画だが、
観る前から嫌に気分で落ち込み、いつ見ても悲しい映画。
病いになったマックイーン自身や、時代の流れにある彼の存在などを、コチラがダブらせてみてしまう。
ある意味では、彼の出演してきた映画たちの最後の伝言というか、メッセージともいえよう。
この映画での銃さばき、馬の乗りこなしは、一見はアクションとしては地味ではあるが、
彼にしかできないものすごい扱いや技だと、再認識したな。
それと殺された愛馬の死の大きさ、恋した女との出会いから別れまでが、
西部開拓時代という終りと、時代にそぐわなくなった男の悲哀を加速させ、
機関車輸送された見慣れない食べ物のエビだ、背広だ、法律だ、機械仕掛けの絞首刑台だと、
何やら自由でない空気感に、トムホーンはオトシマイとして自決死を選ぶのだ。
好きな山を眺めながら、銃と馬だけを頼りに、西部にしか生きれなかった男は、
インデアンのお守りが、手からぬけ落ちたとき、いつも青い瞳で眺めていたあの山に、
最後は帰っていったのだろうか。 出町光識
さて、スティーブといえば、ジョブズではなくて、やはりマックイーンのことだろう。
子どものころから好きだったナンバー1の俳優は、スティーブ・マックイーン。
反骨精神という言葉は、マックイーンのためにあるといえるほど、そこで立ち向かう男である。
テレビの洋画劇場かなにかの番組で、【大脱走】を観て、【荒野の7人】を観て、
【ブリッド】【ゲッタウェイ】【パピヨン】【華麗なる賭け】【華麗なる週末】【ハンター】などにハマっていく。
他にだってあげればきりがない。
それに他の映画だって、彼へ出演オファーがあっても、何がしかの条件が合わず、
参加することがなかった映画、【明日に向かって撃て】【恐怖の報酬】【未知との遭遇】
【地獄の黙示録】は、彼がやっていればと思いこんでしまうのが、ファンなのだろう。
ファンゆえに映画として傑作といえども、彼がそこにいない、心残りがそれをひきづり下ろすほど。
本日はネットで【トムホーン】を観た。何度も観た映画だが、
観る前から嫌に気分で落ち込み、いつ見ても悲しい映画。
病いになったマックイーン自身や、時代の流れにある彼の存在などを、コチラがダブらせてみてしまう。
ある意味では、彼の出演してきた映画たちの最後の伝言というか、メッセージともいえよう。
この映画での銃さばき、馬の乗りこなしは、一見はアクションとしては地味ではあるが、
彼にしかできないものすごい扱いや技だと、再認識したな。
それと殺された愛馬の死の大きさ、恋した女との出会いから別れまでが、
西部開拓時代という終りと、時代にそぐわなくなった男の悲哀を加速させ、
機関車輸送された見慣れない食べ物のエビだ、背広だ、法律だ、機械仕掛けの絞首刑台だと、
何やら自由でない空気感に、トムホーンはオトシマイとして自決死を選ぶのだ。
好きな山を眺めながら、銃と馬だけを頼りに、西部にしか生きれなかった男は、
インデアンのお守りが、手からぬけ落ちたとき、いつも青い瞳で眺めていたあの山に、
最後は帰っていったのだろうか。 出町光識
by ubusuna-art
| 2012-06-02 00:40
| 映画・テレビ(寄り神)
出会いはアート。アトリエでのアート制作と、夜な夜なの日常是映画劇場のご案内。出町光識の脳内ナビゲ―ション日記
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