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恐竜と話す子どもたち。

先の粘土ワークショップで動物をつくって遊んだのだが、

そのなかで完成した作品には、恐竜の姿も目立った。

男の子に負けず、女の子でもけっこうな割合で、恐竜をつくっていたね。

トリケラトプス、フタバスズキリュウ、アパトサウルスなど、

陸や海に棲む恐竜がたくさんいたね。


なんで恐竜をつくるかというと、ボクのおまじないがある。

みんなにワークショップの説明をする談で、粘土の玉を手にして、

この粘土はこれまでに、地球に生きてきた生物の屍がしみ込んでいます。

その記憶を想いを感じ、みんなにはこの粘土という素材を、触ってくださいねっと、

話しているからだろう。


9歳の子どもの感受性というか、感覚では、この粘土には恐竜さんの命がはいってるんだ!

って素直に思うのかな。地球との対話というか、生命の歴史との対話を、

子どもたちは粘土を手にしたときに、恐竜をつくって、少しだけでも感覚で、その重さを感じる。


今の自分がここにいる。そして昔に生きた生物がこの粘土のなかにあると、

生かされている自分。地球上の生き物連鎖や、みんなのなかのひとつと感じるのかもしれない。



今回は、地域の交通安全パトロールおじいちゃん、おばあちゃんもいっしょに、

粘土遊びをしたので、おじいちゃんのなかにも、恐竜をつくってくれた人がいた。


子どもたちには、つくる動物の種類は、十人十色でイイと話している。

そのようにして、生き物の弱肉強食や食物連鎖、生かされている自分のことが、

この経験を通して、大きくなっても感じてくれたら、最高なのにね。


どんな生き物も、地球上でいっしょ。好き嫌いあっても、誰のこともナカマハズは自然はしない。

再度、子どもの手で生まれ変わる恐竜たちは、感覚という錬金術で仕上がったのだと思う。

きっとそれは豊かな時間であったと思う。がおお~~っつ! 子どもはみんなスゴイ!   出町光識

   
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出町光識ホームページhttp://www.mitsunoridemachi.com/
by ubusuna-art | 2012-02-12 01:02 | ワークショップ(儀式)


出会いはアート。アトリエでのアート制作と、夜な夜なの日常是映画劇場のご案内。出町光識の脳内ナビゲ―ション日記  


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