人気ブログランキング | 話題のタグを見る

9歳の知恵と感覚

小学校でひらいた粘土ワークショップの子どもたちの作品を、

ハイエースに積み込んでアトリエまで搬出して、

やっとこさっとこ2日間かけて、手直しを終えた。

今回は小学校3年生だから、9歳。


この年齢の子どもは接していても、笑顔や泣き顔のオンパレード。

なぜなら、ウマクデキタ~!デキナイ、デキナイ!と大はしゃぎなのだ。

そこがまだまだ子どもらしくて、楽しんだな。

まだまだ自己主張と、他人へ関心がバランスが良く、ちっちゃな二葉のようである。


そんでもって、創作が出来あがったものは、もっと楽しいぞ。

ウマヘタとのバランスが物凄くあり、とても興味深いんだな、これが。


今回みんなには、好きな動物をつくってもらったんだ。

タイトルは【アナタとワタシ○△□、ありがとうのカタチ】。


通学路で毎日お世話になっている、交通安全地域パートロールの、

ボランティアのオジイサン、オバアサンを招いて、いっしょに粘土遊びをしたんですよ。


タイトルの言葉をヒントに、9歳の子なりに創造を巡らせるわけ。

当然のことながら、ワークショップ冒頭には、ぼくの粘土に関するお話を少々。

これが魔法のおまじないみたいなものになる。。。。チチンプイプイ。


例えば、太陽系の惑星では地球は唯一の粘土がある星とか、

この手にする粘土には、地上にこれまで暮らし生きてきた、

生物たちの屍があってこそ粘土ができるとか、

その生き物たちの記憶の素材をもってみんなには、動物をつくってほしいとかね。

9歳の素直さのなかで、アタマもココロもぐるぐると回す。


下手も上手いも関係なく、手の先、指の先から、それを柔らかく加工しやすい粘土にぶつけていくのよ。

もちろん柔らかさは扱いにくさでもあるけどさ。

今、焼いても壊れないように、チョッピリ手直しした作品には、

象、鳥、犬、猫、亀、蛇、恐竜、そして想像した龍やドラゴンまでいた。


さて、そんな9歳の少年少女が感覚でつくった、動物の作品たちをながめてのぼくの思いを、

これから数日でブログで話していきたい。お楽しみに   出町光識

応援のクリックポチッとな。


人気ブログランキングへ

9歳の知恵と感覚_f0230584_13185324.jpg
出町光識ホームページhttp://www.mitsunoridemachi.com/
by ubusuna-art | 2012-02-09 23:27 | ワークショップ(儀式)


出会いはアート。アトリエでのアート制作と、夜な夜なの日常是映画劇場のご案内。出町光識の脳内ナビゲ―ション日記  


by ubusuna-art

最新の記事

雪、消えてしまえばその寒さす..
at 2013-02-06 10:25
ブログ留守がちですが。
at 2013-02-05 21:17
魅力ある教育、それがない現実。
at 2013-02-01 10:21
ワークショップとダイエットから。
at 2013-01-24 15:11
黙して契れ。兄弟、母、そして..
at 2013-01-17 18:53
あけおめ、もうすぐ個展です!
at 2013-01-05 20:07

ブログパーツ

その他のジャンル

記事ランキング

以前の記事

2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
more...

ブログジャンル

映画
アート・デザイン

タグ

検索

画像一覧