行間という無こそ、有である事柄。

画家Tさんと、増村保造監督の【暖流】を機に、映画と舞台の話をする。

Tさんはボクがいうほど、映画監督という存在の輩が、

意図をもって小道具や、舞台設定を意味づけて、

構成しているのだろうかと、ボクへの褒め言葉として、

良い意味で疑っていた。まことの真実はどうであれ、

感覚でそのように見てとれる映像は、正直なのだと思う。


Tさんが、色彩の豊かさをみぬける感覚を、まるで科学者のごとく持つ。

それは生まれつきでしかない。訓練での習得が要ではない。

ボクが、モノ(小道具・大道具・舞台設定)という、

意味する比喩を感覚で嗅ぎつけるのも、また生まれつきというしかない。


でも、絵画であれ、映画であれ、それらは重要な言葉(信号)であるには違いない。

そのひとつひとつの積み重ねで、観賞者の感覚を刺激するしかないのだから。



先に訪れた中野に住む友人、映像作家S監督さんの部屋で、

机に並ぶ編集用のパソコンモニターにむかう後姿の奥、

その白い壁には、小説【浮雲】の文章がピンでとめられ、

紙になぐり書いてあった。。。。


アレである。



感じるしかない色彩。感じるしかないモノ。

それらをまた紡ぐには言葉しかない。

たとえば、コラージュ。たとえばモンタージュ。時間とともに紡ぐ積み重ねは、

本来、言葉のもつ意味そのものよりも、その時間軸に埋もれた、

最後は感覚という【行間】でこそ、すべてを語るという真実がある様に、

答え(表現)は感じるものだ。それは美の正体だ。



ヒトとの会話や、文章という伝達が端的でストレート、合理的あるのだが、

面白味とは遊びなのだから、ワカラナイという抽象界隈を、

どのように感じて散歩するかしかないのだろう。

感じることこそ、根源としてヒトに求められるものなのだ。


そうすれば、ヒト以外の自然や動物、何がしかの現象などとも、

会話ができるのだろう。

その行間という、無の存在の認知が、シャーマンの呪術。

つまりは現代においての、アートなのだと考える。



さあ~ってと、友人画家Tさん、茨城県つくば美術館での、

ダンスワークショップ【思いっきり、アフリカン】、楽しみにしていますよ。

自然、天候、動物たち、ヒト、障害者、ぼくらに、シャーマンがかける

呪術のマヤカシが見ものです。。。。フフフ。 なんてね。   出町光識


オマケは、野添ひとみさん出演の【巨人と玩具】からのダンス。
思いっきり、アフリカンですよ!ははは





元気なアートコラボラボ2012・桜川芸術祭Ⅲ
『晴れどきどき、お散歩アート。』~障害者とアート、ぼくらが見つけたもの~
会期 / 2012年1月17日(火)~1月22日(日)
場所 / 茨城県つくば美術館 (観覧料/500円)
開館時間 / 9:30~17:00(最終日は16:00まで。入場は各々30分前まで) 



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☆アーティスト
折元立身(現代美術家)新田学(美術家)城彰宏(美術家)竹内秀実(版画家)
岩澤美帆&康舜慧(陶芸家)ササタニーチェ(映像作家)松尾栄太郎(美術家)
企画*出町光識(美術家)


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by ubusuna-art | 2012-01-14 08:36 | 日常(現世)


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