犬畜生道

アーティストという輩は、多かれ少なかれ、

呪いにかけられたものたちだ。

ある些細な出来事をきっかけに。

あるいは、じっとりと真綿で絞められる状況下もあろう。

または、気がつかないうちに用意された環境下もあろう。

心の玉が(魂)傷つき擦れて、裂け割れると砕け落ちて、

呪いが渦巻きとりつかれる。

やがて、呪われたことに気がつくと、(正確には気がつかないかも知れない)

もう何か描かずには、もう作らずにはいられない。

そう、多重人格者が、もうひとりの自分を生み出す行為と、

なんらかわらない。

後戻りも、やり直しも、生まれ変わりもできない。

その呪いを独り背負い、生きていくしかない。

悲鳴も叫びも、あたりの誰かにも聞こえそうだが、

誰も耳など傾けるはずもない。そう呪いは本人にしか宿らないから。




このところ、状況の変化する親の介護生活や、

家族との別居へと移行することもある、そのうえに個展前制作の苛立ち、

これから10年先の自分への作家としての不安に、

昨晩は荒れ暴れた。

ヒトにあたり、モノにあたり、どんどん壊した。

目の前で壊れていくモノを見ると、自分と同じだと安堵するのだ。

自己確認ができて安心するのだろう。

小さい男だ。何がアーティストだろう。呪われた犬畜生だな。


この呪いを墓場まで持っていくのか。

あとどのくらい作り。どのくらい壊すのか。

アーティストは犬畜生である。  出町光識



よろしく、たまには、ポッチっとな。

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◇◆◇◆◇展覧会のお知らせ◇◆◇◆◇

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個展【出町光識器展】会期:2011年12月16日~12月29日まで
場所:ギャラリー玄海 (東京新宿マルイメンズ1F)
東京都新宿区新宿5-16-3 玄海第2ビル(丸井MEN)1F    
  TEL:03-3352-3105
今年最終の個展。カラフルな堆朱の新作うつわ登場!びっくりだよ。




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出町光識ホームページhttp://www.mitsunoridemachi.com/
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by ubusuna-art | 2011-12-07 09:10 | 日常(現世)


出会いはアート。アトリエでのアート制作と、夜な夜なの日常是映画劇場のご案内。出町光識の脳内ナビゲ―ション日記  


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