本日は小学校授業に行けないので。

総合的学習・アースクラブに参加するラッキーなみんなへ!

はじめまして、陶芸家の出町光識(でまちみつのり)です。
本日は東京での個展のため、小学校におじゃまできませんが、次回にはみんなに会えるのを楽しみにしています。

今年の6年生の授業に関われることで、真壁小学校では、9年目の総合学習を担当させていただくことになります。みんなの先輩や、なかにはお兄ちゃんにも教えたりしましたね。今回のみなさんは数えて、アースクラブ9期生ということになります。どうぞよろしくお願いします。

真壁には昔から焼き物(陶芸)の歴史があり、古くは山田焼(紫尾)や源法寺焼とよばれていた時代がありました。なぜ?焼き物がつくられるようになったかといえば、良い粘土が真壁ではとれるからです。

では、粘土はどのようにできあがったか知っていますか?
粘土があるのは宇宙でも、今は太陽系にある地球のみにあるといわれています。それは、土(粘土)や空気(酸素)、火があるのがこの地球だからです。そのなかでも粘土という素材は、太古の恐竜や生物の死がいや、太古の植物、それと石(たとえば、真壁みかげ石とかね)が、たまった水たまり(沼のような)のなかで風化していき、長い時間をかけて、粘土になります。
 これを聞くとわかると思うけど、みんながこれから総合授業で体験する粘土は、
地球の記憶がしみこんだ壮大なドラマがあったりするんだよ。さあさあ、粘土って、わくわく面白そうでしょ。

それにみんなが住んでいる地球自体が、大きなひとつの焼き物と考えてみてください。宇宙のかたすみで、星くずがぶつかり合って、大きなかたまりとなって、地球のもとができました。その後、地球の中心がマグマなどの高温の熱をもち、焼かれて冷えてかたまり、岩や石などができましたね。それはもともと熱くてドロドロなマグマみたいですから、やわらかな粘土のようなものですね。
まずは地球自体が焼き物なのです。みんなはその上で生活して、小学校で学んだり、遊んだりして暮らしていますね。だから、みんなの足元は、たとえば壺やお皿、湯呑みなどと同じだと感じれば、器に水を入れるように、地球も焼き物の器だから、海や湖のように水もためられたりする。さあ、こんな感じで、これからの授業を、頭も粘土のようにやわらかくしてイメージをひろげて、遊びながら学んでいきましょう。


~みんなの質問集~

Q 陶芸家という職業は何をしているの?

A 粘土をつかい、器である壺や皿、茶碗をつくって、窯(かま)で何時間も焼き、焼きしめてから、水などが入れられるようにして、それを食器や花器としてお客さんに販売します。そのほかにも、彫刻や人形もつくったりします。みなさんもご存知のタヌキの置物や、招き猫などもそのひとつですよ。あとは、売るだけではなく、世界中の美術館やギャラリーで個展や展覧会もしたりします。

Q 茨城県には真壁のほかに焼き物産地はありますか?

A 真壁焼(山田焼・源法寺焼)のほかに、笠間市にある笠間焼が全国的にも有名ですね。そのほかにも、良い粘土が北茨城市でとれることから、新たに天心焼と命名して、産業をはじめたところもありますよ。日本中に各県にこのような場所はいくつもあります。

Q 窯で焼くときは何度くらいで焼きますか?また、燃料は何ですか?

A 素焼きといって縄文土器などの焼あがる温度は、600℃~800℃くらい。これは真壁の植木鉢や土管などもこのくらいで焼かれています。しかしこれでは食器には使えないので、この後、1230℃~1250℃くらいで本焼きという温度で焼くのが、どの焼き物産地もおなじです。材料は木をつかった薪(まき)や、ガス、灯油、電気などがあります。うちは、灯油と電気の窯が3機ありますよ。見にきてください。

Q どのような道具をつかいますか?

A 粘土で形をつくるときには、ロクロという機械や、自分が木でつくった道具で、コテというもの。それから仕上げるときに針、皮、糸などもつかいます。あとは焼くときには、窯(かま)や温度計などもあります。でも1番つかうのは手ですね。

Q どこで焼き物を売っていますか?

A いちばん多いのは、東京などのデパートやギャラリーで個展をして販売します。多くの焼き物ファンの人が、そこに買い物にくるからです。そのほかにも観光地である、茨城県笠間市にある笠間焼のお店や、栃木県益子町にある益子焼のお店でも、器の注文をうけて販売します。
  
                    陶芸家 出町光識 2011.6.9


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第3回代官山 暮らす。個展
  ~出町光識 夏のうつわ~
    2011年6月9日(木)~28日(火)
    12:00-19:00  定休日 : 水曜日
    〒150-0033 
    東京都渋谷区猿楽町20-13 メゾン三景101
    TEL 03-3477-0723

*今回の個展では、父の日のギフト用に、
 お酒を楽しむうつわを中心に、
 呉須をほどこした新作にチャレンジ。
 夏を愉しむ涼しげな青と白のツートンカラーで
 遊びました。是非ご覧くださいませ。 

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by ubusuna-art | 2011-06-09 02:06 | ワークショップ(儀式)


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