女囚さそり・下妻第8號獄舎物語
先に書いた高道祖村(現・下妻市)の大らかな性信仰がある神社。その数時間前には、下妻ふるさと博物館へもいきました。呑み友Tさんもいっしょで、彼のほうは地域の隠居した高齢者さんたちと、日の高いうちから呑んだくれ。。。そのながれで強引に、博物館の事務所へと拉致されたのです。
事務所にいらしたI館長さん、K学芸員さん、ありがとうございました。
田舎モノ呑んだくれTさんも、そのくらい博物館のココが好きで、大切なのだと思います。大目に。
さて、下妻ふるさと博物館での目玉展示物は、下妻監倉の獄舎。
本日の散歩は女囚牢獄です。。。。コワイデスネ~、女囚さそりですね~。
女囚。その言葉に好奇心をそそられます。生きた展示物であるこれは、
女囚用として明治11年から昭和44年10月まで、実際につかわれていたもの。
約90年間にわたり、女性専用独房として、この町に存在した。
独房入口には第8號と札があり、このようなものがいくつも並んでいたことを
想像させてくれます。ボクもつっかけのサンダルを脱ぎすて、
K学芸員さんの案内で、そのなかにいれていただき、体験。
2畳ほどの広さは、まさに茶室のようなさまで、茶釜のかわりに、
板でできたセッチンもあります。(トイレです)
あああ、もう気分は上々、梶芽衣子さんです。女囚さそりね。
酔いどれたTさん。困ったもんでK学芸員さんに突っ込みを入れます。
『女囚の格好して案内解説してしてよ。。。。梶芽衣子、カジメイコ。。。』
あああ、恥ずかしい。ボクの方は呑んでないといのにさあ。
しかし偶然ですが、K学芸員さんは横縞の服を着ていて。。。あああ。ピッタリ!(スミマセン。ははは)
牢は頑丈に松材で、釘を1本もつかわず組んであります。匠の技ですね。
よくこれを収蔵品として残したなと、感心してしまいますね。
これを下妻に残そうと呼びかけたのは、現在92歳になるN耳鼻科医院さん。
女囚さんたちの診察をなさっていた方です。その人の情を感じますね。
そしてなおも貴重なのは、暗がりに懐中電灯をあてると、
当時、牢に入った囚人たちが、爪で刻み書いた文字や、日付のカレンダーが、
格子のアチコチに刻みこんでありました。(写真はなくてごめんなさい。)
出所までの日を指折り数えたんでしょうね。。。。
なかでも、【かごのトリ、ちい(知恵)あるトリは、ひとめしのんであいにくる。あー残念ダ】
五七七五調の詩があります。。。。まったく貴重なものだな。
女心の滲む想いは、映画【女囚さそりシリーズ】でなくとも、
この爪跡に今も女の執念?息づかいを感じさせてくれます。 出町光識
*写真撮影は禁止なので、常陽リビング取材記事をデジカメで写しました。不鮮明でスミマセン。
オマケ映像 鬼才 伊藤俊也監督×女優 梶芽衣子主演のゴールデンコンビ*名作さそりシリーズ!
【アクアマリンふくしまにアートメールで、応援エールを!】
http://www.mitsunoridemachi.com/home/さかなの海をつくろうプロジェクト/
出町光識ホームページhttp://www.mitsunoridemachi.com/
第3回代官山 暮らす。個展
~出町光識 夏のうつわ~
2011年6月9日(木)~28日(火)
12:00-19:00 定休日 : 水曜日
〒150-0033
東京都渋谷区猿楽町20-13 メゾン三景101
TEL 03-3477-0723
*今回の個展では、父の日のギフト用に、
お酒を楽しむうつわを中心に、
呉須をほどこした新作にチャレンジ。
夏を愉しむ涼しげな青と白のツートンカラーで
遊びました。是非ご覧くださいませ。
事務所にいらしたI館長さん、K学芸員さん、ありがとうございました。
田舎モノ呑んだくれTさんも、そのくらい博物館のココが好きで、大切なのだと思います。大目に。
さて、下妻ふるさと博物館での目玉展示物は、下妻監倉の獄舎。
本日の散歩は女囚牢獄です。。。。コワイデスネ~、女囚さそりですね~。
女囚。その言葉に好奇心をそそられます。生きた展示物であるこれは、
女囚用として明治11年から昭和44年10月まで、実際につかわれていたもの。
約90年間にわたり、女性専用独房として、この町に存在した。
独房入口には第8號と札があり、このようなものがいくつも並んでいたことを
想像させてくれます。ボクもつっかけのサンダルを脱ぎすて、
K学芸員さんの案内で、そのなかにいれていただき、体験。
2畳ほどの広さは、まさに茶室のようなさまで、茶釜のかわりに、
板でできたセッチンもあります。(トイレです)
あああ、もう気分は上々、梶芽衣子さんです。女囚さそりね。
酔いどれたTさん。困ったもんでK学芸員さんに突っ込みを入れます。
『女囚の格好して案内解説してしてよ。。。。梶芽衣子、カジメイコ。。。』
あああ、恥ずかしい。ボクの方は呑んでないといのにさあ。
しかし偶然ですが、K学芸員さんは横縞の服を着ていて。。。あああ。ピッタリ!(スミマセン。ははは)
牢は頑丈に松材で、釘を1本もつかわず組んであります。匠の技ですね。
よくこれを収蔵品として残したなと、感心してしまいますね。
これを下妻に残そうと呼びかけたのは、現在92歳になるN耳鼻科医院さん。
女囚さんたちの診察をなさっていた方です。その人の情を感じますね。
そしてなおも貴重なのは、暗がりに懐中電灯をあてると、
当時、牢に入った囚人たちが、爪で刻み書いた文字や、日付のカレンダーが、
格子のアチコチに刻みこんでありました。(写真はなくてごめんなさい。)
出所までの日を指折り数えたんでしょうね。。。。
なかでも、【かごのトリ、ちい(知恵)あるトリは、ひとめしのんであいにくる。あー残念ダ】
五七七五調の詩があります。。。。まったく貴重なものだな。
女心の滲む想いは、映画【女囚さそりシリーズ】でなくとも、
この爪跡に今も女の執念?息づかいを感じさせてくれます。 出町光識
*写真撮影は禁止なので、常陽リビング取材記事をデジカメで写しました。不鮮明でスミマセン。
オマケ映像 鬼才 伊藤俊也監督×女優 梶芽衣子主演のゴールデンコンビ*名作さそりシリーズ!
【アクアマリンふくしまにアートメールで、応援エールを!】
http://www.mitsunoridemachi.com/home/さかなの海をつくろうプロジェクト/
出町光識ホームページhttp://www.mitsunoridemachi.com/
第3回代官山 暮らす。個展
~出町光識 夏のうつわ~
2011年6月9日(木)~28日(火)
12:00-19:00 定休日 : 水曜日
〒150-0033
東京都渋谷区猿楽町20-13 メゾン三景101
TEL 03-3477-0723
*今回の個展では、父の日のギフト用に、
お酒を楽しむうつわを中心に、
呉須をほどこした新作にチャレンジ。
夏を愉しむ涼しげな青と白のツートンカラーで
遊びました。是非ご覧くださいませ。
by ubusuna-art
| 2011-06-08 16:41
| 道具(九十九神)
出会いはアート。アトリエでのアート制作と、夜な夜なの日常是映画劇場のご案内。出町光識の脳内ナビゲ―ション日記
by ubusuna-art
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