鬼さん、どちら。

こんなときなので、なかなか平常心でいられない。

みんな同じ、傷ついているんだろうと思う。

これまでどうように、モノなどつくれない今のぼく。

ロクロにのって、うつわを作れる気持ちになれない。


テレビに映し出される地震、津波、原発、

予想以上の被害がある震災地、避難生活をする人々の映像、

ネットの放射能の情報のなかで。。。。

いろんなことがあまりにあって、

戦争経験のない平和ボケしてるだろう、ぼくらの世代は、

本当の意味で、はじめて傷つき、気づいているのかな。


昨日も、仕事で自動車で移動した、茨城県桜川から栃木県益子、

その後は、茨城県つくばへ、そして千葉県柏。

どこにでも被災した家が点々とひろがる。

壁や塀。なかでもとくに屋根瓦。焼き物屋だから、

無残無念に割れてしまうのが、気にかかるのかな。


昔から、どれだけ整然と並ぶ屋根が、天災や戦争で、

壊れてきたのだろう。そのたび元に戻すために、

職人さんたちは、土を掘り、土をこね、瓦をつくり、焼き、

瓦をふきなおし復興、復旧してきたんだろうな。



アトリエで、うつわをつくる気がないので、こんなの遊びでつくりました。

どこの屋根にも、住まなくなった鬼瓦。。。じゃなくて、

これは鬼さんだけど。なんとなくね、久しぶりに集中できる作業だな。

f0230584_18575037.jpg


どこの屋根にも、いつのころからか、厄介払いになった鬼さん。

鬼はもちろん、身近な神さまのひとり。

人の魔除け、そして厄を払ってくれる。守護神の鬼は、

屋根にあがって家を守り、そこに住む人や家族をも守っている。


祈りと遊びがなくなったのが、今の文明なのかな。

それともぼくの心かな。   出町光識


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by ubusuna-art | 2011-03-27 21:49 | 創作(呪物)


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