親方の男生き

親方。もしくは男生き。 いつでもそれは存在している。アートの側にいる縁の下の力持ちには、

そんな男の活躍が必ずある。アートプロジェクトや、大掛かりな作品制作で訪れた、各地でそんな男が現れ、

オイラは救われ、護られることになる。今おこなわれている【会津・漆の芸術祭】で、藤崎商店ことくじらや、

その大将との出会いも、同じくそのひとつ。思えば昔からそのような男生きで生かされている。


客人(マレビト)にアーティストとして訪れて、地域の芸術祭とはいえ、こちらの身勝手な作品設置の要求に、

店舗の軒先を自由に使わせてくれ、蔵の改装もさせてくれた。

互いに話を重ねることで、趣味嗜好や身の上話から、道具の調達や、物の提供や、面白くなれば自ら、

創作のアイデアだって当然出して遊んでくれる。藤崎さんには頭が上がらない。


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オイラの制作思考は現場主義だから、いくら前もってアトリエにいて、頭をこねくり回し考えていたところで、

その現場に足を踏み入れたとき、人による風向きの具合いや、現場の土の匂いで制作の形は変化していく。

一期一会の出会いの謎を読み解き、行き当たりばったりのライブパフォーマンスで、そこで向き合う人との

ポテンシャルを共存させる。結果の作品など、その互いの潜在能力の出汁の煮干しか、だし昆布にすぎない。


藤崎さんが言う、『七日町通りや、子どもたちのために協力するぞ!』 『なんでも自由に好きなようにやれ!』

『作品が良く見えたほうがいい。その前に乾物商品なんか、セコク並べたくない!』

『商売は俺がプロだから、おまえがそんなこと心配するな!』などなど。。。。。。。。


頼もしい男は、まだまだ日本の各地にいるんだろうな。

ひとりでも多く、そんな昔堅気な男に会っていきたいものである。    出町光識


追記 藤崎さんが頭に巻いている鯨の手拭いは、栗山みゆきデザインの今回くじらまつりイベント限定品。
    参加した園児たちに配られたお土産の一部です。貴重なものですよ。

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会津・漆の芸術祭HP http://www.general-museum.fks.ed.jp/urushinogeijyutusai/top/top.html
2010年10月2日から11月23日まで福島県会津若松市の七日町通りにある藤崎商店くじらやさんに№34にて出品しています。
ぜひ、行楽シーズの秋の会津におでかけくださいませ。

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by ubusuna-art | 2010-10-07 18:36 | 民俗風土(産土神)


出会いはアート。アトリエでのアート制作と、夜な夜なの日常是映画劇場のご案内。出町光識の脳内ナビゲ―ション日記  


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